「この子はなぜ、うちに来たんだろう?」
アニマルコミュニケーションを学ぶ中で、
そして日々の暮らしの中で、そんなことを考える機会が増えました。
一緒に暮らしていると、
「出会いには意味がある」と感じる瞬間が、ふとしたところに現れます。

今日は、私が出会った3匹の愛犬の物語を通して、
“うちに来た理由”について綴ってみたいと思います。
るーちゃんの物語──父の死と、先住犬との別れのあとに


るーちゃんを迎えたのは、父が亡くなってから4ヶ月後。
そして、先住犬のマルチーズ(リン)が亡くなって17日後のことでした。
正直、心はぽっかりと穴が開いたようで、
何もする気が起きない日々でした。
でも、そのとき出会ったのがるーちゃん。
後から知ったのですが、なんとるーちゃんは、父が亡くなって数日後に生まれていたのです。
それを知った瞬間、思いました。
「るーちゃんはお父さんがくれた贈り物なんだな」って。
甘えん坊で、すぐ「撫でて〜」って来るところ、
ちょっと気が強いけど素直なところ、
そして、横顔が、先代犬ランにそっくりなところ──
るーちゃんを迎えてから、心の中にまた“ぬくもり”が戻ってきました。



「またランに会えた」
「お父さんが、私を励ますために送り出してくれたんだ」
そう思える存在です。
こっちゃんの物語──“自分を愛すること”を教えてくれた子


るーちゃんがもうすぐ2歳になる頃、
なぜか急に「黒いトイプードルが飼いたい!」と思いはじめました。
たまたまペットショップで出会ったこっちゃんと、るーちゃんを会わせてみると、
お互いにクンクンしあって、相性もよさそう。
自然な流れで、こっちゃんを家族に迎えることになりました。
ところが──
こっちゃんは、とにかく私にべったり。
姿が少しでも見えなくなると大泣き。
お風呂にもゆっくりと入れない、夜中のトイレにもついてくる。
トイレのドアの外で、ちょこんと座って待ってる姿には思わず笑ってしまいました(笑)
「なんでこんなに分離不安なんだろう…?」と思っていた時、
アニマルコミュニケーションの先生にこう言われました。
「あなたが自分を愛せていないから。
こっちゃんは“あなたは愛される存在だよ”って教えてくれてるんだよ」
その言葉を聞いて、ハッとしました。
私自身、ずっと「足りていない自分」ばかりを見て、
他人の目や言葉に振り回されてきた。
でもこっちゃんは、そんな私に
「無条件の愛」を向け続けてくれた。
それから少しずつ、自分を大切にしようと意識するようになって、
気づけばこっちゃんの分離不安も和らいできました。
今では夜中にトイレに行っても寝てるし、
出かける時だけちょっと「え〜置いてくんの〜」ってヒンヒン言うくらい(笑)



そんなこっちゃんも、本当に大好きです。
ヴィーちゃんの物語──天真爛漫でポジティブな光の子


3匹目を迎えるって、正直悩みました。
「大変かな?」「ちゃんと面倒みれるかな?」って。
でも、どうしてもビションフリーゼを飼ってみたくて、
2回ブリーダーさんのところに見学に行って──
「一度きりの人生、思ったことしてみよう」って、決心しました。
ヴィーちゃんは、まさに“天真爛漫”という言葉がぴったり。
怒られてもへこまない。
社交的で、他のわんこに怒られても「ボクと遊ぼうよ♪」って思うタイプ(笑)
るーちゃんやこっちゃんがわりと内向的な性格なので、
ヴィーちゃんの存在はまるでおひさまのよう☀️
私はすぐに凹んだり、考えすぎたりしてしまうタイプだけど、
ヴィーちゃんを見てると「ま、いっか!」って思える。
この子はきっと、
「もっと気楽に生きていいんだよ」って教えにきてくれたんだと思っています。
うちに来る理由は、必ずある


よく「ペットは飼い主が選んでる」って言うけど、そうではありません。
ペットが、飼い主を選んで来てくれている。
魂の約束や、過去世からのご縁、
“何かを伝える”ために来てくれる子もいるし、
ただ一緒に「喜び」を分かち合うために来る子もいる。
飼い主さんへのメッセージ
もし今、「どうしてこの子がうちに来てくれたんだろう?」って思ったら、
ぜひ一度、その子との日々を思い返してみてください。
たとえば、こんなこと
どんな子?
あなたがその子と出会って変わったことは?
きっと、“ただの偶然じゃない”って気づくはずです。
それに気づいたとき、
きっと今よりもっと、あなたのペットさんが愛おしく感じられると思います。



うちに来た理由は、きっとある。
その子は、あなたの人生に「光」を届けにきたんです。
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