ある日、うちの愛犬こっちゃんが、左側を後ろ足でかいて「キャン」と鳴きました。
パッと見では怪我もないし、関節も問題なさそう。
それでも、かくたびに鳴く様子があって、「どこが痛いのかな…?」と不安になりました。

実はそれが、外耳炎のサインだったんです。
かくと鳴く…小さな異変


最初はなんとなく、「最近左耳を気にしてるな〜」「耳かゆいのかな?」くらいに思っていました。
でも、あごをかいたときに「キャン!」と鳴いたり、色んなところで痛がる素振りが出始めてきて…。
病院に行く前、そっと耳掃除をしてみたら、
黄色いフケのような耳垢が出てきて、しかも少しにおいが…。
「これはおかしい」と思って、すぐに動物病院に行きました。



うちの子たちがお世話になってる動物病院は日曜日もあいてるので、良かった!
診断は外耳炎。こっちゃんのがんばりに拍手
病院での診断は「外耳炎」。
かきすぎて耳の中に出血もあったそうです。
先生に耳を触られたとき、こっちゃんは「キャン!」と甲高い声で鳴きました。
あのときの声、忘れられないくらい痛そうで、かわいそうで…。
それでも、注射のときはじっとお利口さんにしてて、先生もスタッフさんも「がんばったね〜!」って笑ってくれて。
お薬は内服薬が2種類。皮膚の炎症にも効くものが含まれていました。
本当に、早めに連れていってよかったなと思います。
アニマルコミュニケーションで教えてくれたこと


病院に行く前に、アニマルコミュニケーションをしてみたんです。
そしたら「左耳が調子悪い」とこっちゃんが教えてくれました。
他はどうもないって。
じゃあなんで色んなとこ掻いて鳴くの?って聞いたら、
「るーちゃんとヴィーちゃんが怖いときがある」って教えてくれて。
本当にがんばってたんだなって、胸がギュッとなりました。
ヴィーちゃんの成長と体格差


うちにはこっちゃんの他に、まだ6ヶ月のヴィーちゃんがいます。(ビションフリーゼ)
最近ぐんぐん成長してきて、こっちゃんと2kgくらい体重差が出てきました。
元気いっぱいのヴィーちゃんは、手加減を知らずに遊びに突進していくタイプ。
それが繊細なこっちゃんにはちょっとしんどいこともあるみたいで…。
「遊びたいけど、ちょっと怖い」そんな気持ちを感じてたのかもしれません。



ちなみに、るーちゃんは、兄としてヴィーちゃんをしかります(笑)
多頭飼いだからこそ、気づけることがある
今回のことで学んだのは、「体の不調」が「心のサイン」とつながってること。
繊細な子ほど、ストレスや痛みに敏感です。
でも、その声をキャッチしてあげられたら、きっと安心できると思う。
だからこそ、



そんな小さな工夫が、わんこたちにとっての「こころのバランス」になるんだなと感じました。
おわりに


外耳炎は早期発見・早期治療でしっかり治る病気。
でも、そこに至るまでの「小さなサイン」を見逃さないことが大切だと改めて思いました。
そして、アニマルコミュニケーションや日々の観察を通して、
わんこたちの「言葉にならない気持ち」に寄り添っていけたらいいなと感じた出来事でした。



こっちゃん、よくがんばったね。
そして気づかせてくれてありがとう。
今回の診療明細


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