ここ数日、うちのこっちゃんがずっと下痢してて、
何かがおかしいと感じていました。
食欲はある。でも、お腹はゆるくて、すぐにトイレに駆け込む日々。
下痢が続いて3日目の夕方、とうとう嘔吐。
それだけでも心配だったのに、今度は咳込みがみられて…。
呼吸がしづらそうで、本当に苦しそうでした。

「これは、もう病院連れて行かないと!」
すぐに準備して、病院に向かいました。
動物病院での診察結果


診断は「胃腸炎」。
熱は38.5℃、心音は正常。
便検査でも虫卵などの異常はありませんでした。
でも、吐き気と下痢がひどかったこともあり、
注射を3本(吐き気止め・下痢止め・消炎剤など)してもらい、
3日分のお薬を出してもらいました。



お薬は、動物病院用の“ちゅ〜る”に混ぜて与えるタイプ。
おかげで、ちゃんと食べてくれてホッとしたけど、
私の中ではずっと引っかかってたことがありました。
「こっちゃん、なんでこんなに体調崩したんだろう?」って。
思い当たること…それは“心の荒れ模様”


じつは、この3日間、私はずっと家族とぶつかってたんです。
言葉には出さなかったけど、
心の中ではイライラ・モヤモヤがずっと渦巻いてて…。
気づかないうちに、こっちゃんはその空気を全部吸い込んでたのかもしれません。
こっちゃんは普段から、誰よりも私にべったりで、
気持ちの変化にもすごく敏感な子。
私が落ち込んだり、泣いたり、怒ったりすると、
すぐに寄ってきてじっと見つめてくる。
「どうしたの?大丈夫?」って、
まるで人間みたいに感じてくれてる。



今回も、私の不安定な心をそのまま体に受け取って、
“下痢”や“嘔吐”、“咳”として表現してくれてたのかもしれません。
心が落ち着いたら、こっちゃんの体も変わった
ふとしたタイミングで、家族の機嫌が少し良くなり、
私も少しだけ、心に余裕が戻りました。
あえて会話は最小限にして、
できるだけ普段どおりの空気感で、淡々と過ごしました。
すると――
こっちゃんの状態がゆっくり安定してきたんです。
翌朝には下痢が止まり、ご飯も完食。
咳込みもなく、吐くこともなかった。
薬の効果ももちろんあるけど、
それ以上に、「心が整ったこと」が大きかったのかなって感じてます。
犬は飼い主の“感情の受信機”
こっちゃんを見ていて思うのは、
「犬って、本当に飼い主の心を見てる」ってこと。
特に、繊細で感受性の高い子は、
人間の気持ちをそのまま受け取ってしまう。
私たちはしんどい時「つらい」って言えるけど、
わんこは言えない分、体調に出るんだと思う。
今回、こっちゃんは下痢を3日も続けて、吐いて、咳き込んで、
体を張って私に伝えてくれてた。



「今のままじゃ、しんどいよ」
「もっと穏やかにして、ボクもしんどいよ」って。
こっちゃんが教えてくれた“本当のサイン”


病気は悪いことだと思いがちだけど、
こっちゃんが体調を崩したのは、ただの胃腸炎じゃなくて、
“私へのメッセージ”だったのかもしれない。
体を通じて「気づいて」「見て」って伝えてくれた。
病院に行ってよかった。
お薬をもらえて安心した。
でもそれ以上に、こっちゃんの心の声に気づけてよかった。
これからは、私自身の感情にももっと向き合って、
愛犬たちに安心できる環境を整えてあげたいと思います。



こっちゃん、本当にありがとう。
がんばってくれてありがとう。
そして、教えてくれてありがとう。
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